2026年7月、パスポート手数料大幅値下げ!スマホ申請完全ガイド

来月から、旅行や海外出張に欠かせないパスポートの手数料が大きく変わります。2026年7月1日より、大人用10年パスポートの手数料が現行の16,000円からオンライン申請なら8,900円と、なんと最大7,100円もの大幅引き下げとなります。「パスポートを更新しなければいけないけれど、何だか面倒くさい…」「窓口に何度も行くのは大変…」そんな悩みをお持ちの方にとって、この改定は大きなチャンスです。

しかも、2025年3月から全国どこでもスマートフォン1台でオンライン申請が可能になり、今やパスポートの申請手続きは格段にラクになっています。この記事では、2026年7月の手数料引き下げの詳細から、スマホでの申請手順、失敗しないための注意点まで、完全解説します。海外旅行を考えている方も、そうでない方も、ぜひこの機会にパスポートの現状を確認してみてください。

2026年7月から何が変わる?新旧手数料を徹底比較

2026年7月1日(午前0時以降の申請分)から、パスポートの手数料が大幅に引き下げられます。外務省によると、10年用パスポートの手数料は現行の16,000円(窓口申請)から9,300円(窓口)または8,900円(オンライン申請)へと引き下げられます。最大の差額はなんと7,100円!

種別 現行(〜2026年6月30日) 2026年7月〜 オンライン申請 2026年7月〜 窓口申請
10年用(18歳以上) 16,000円 8,900円 9,300円
5年用(12〜17歳) 11,000円 4,400円 4,800円
5年用(12歳未満) 6,000円 4,400円 4,800円

※18歳以上を対象にした5年用パスポートは廃止予定

また、オンライン申請は窓口申請より手数料が400円安く、さらにクレジットカードで事前決済できるため、コンビニで収入印紙を買う手間も省けます。

要注意:出国税が3倍に!

一方、嬉しいニュースばかりではありません。同じく2026年7月1日から、出国税(観光促進税)が現行の1,000円から3,000円に値上げされます。海外旅行や出張の予定がある方は、この点もあわせて頭に入れておきましょう。

オンライン申請とは?窓口申請との違いを押さえよう

2025年3月から全国でスタートしたパスポートのオンライン申請。具体的には何が変わるのでしょうか?

オンライン申請の3大メリット

  • 窓口に行くのは受取時の1回だけ——これまでは「書類提出」と「受取」で最低2回窓口に行く必要がありましたが、オンライン申請なら申請そのものはスマホで完結するため、窓口訪問は受取の1回のみになります。
  • 戸籍謄本の提出が不要(新規申請・記載事項変更の場合)——オンライン申請では戸籍情報がシステムで自動連携されるため、わざわざ市区町村役場で戸籍謄本を取得する必要がありません。取得費用(一般的に1通450円)も節約できます。
  • 手数料をクレジットカードで払える——収入印紙・証紙を購入する必要がなく、クレカのポイントも貯められます。

窓口申請が向いているケース

  • マイナンバーカードを持っていない
  • スマートフォンを持っていない、または操作に不安がある
  • 代理人が書類を提出したい(代理申請の場合は窓口のみ対応)

スマホで申請!マイナポータルを使った5ステップ手順

実際にどうやって申請すればいいのか、スマートフォンを使った申請手順をステップごとに解説します。

事前に用意するもの

  • マイナンバーカード(必須)
  • マイナポータルアプリ対応のスマートフォン(NFC機能付き)
  • 利用者証明用暗証番号(4桁)
  • パスポート用顔写真(アプリのカメラで撮影)

Step 1:マイナポータルアプリをインストールする

マイナポータルアプリをApp StoreまたはGoogle Playからダウンロードしてインストールします。すでにインストール済みの方は最新バージョンに更新しておきましょう。

Step 2:マイナンバーカードでログイン

アプリを起動し、マイナンバーカードをスマートフォンの背面にかざしてNFCで読み取りログインします。このときに利用者証明用の4桁の暗証番号が必要です。

Step 3:「パスポート申請」を選択

トップページから「パスポート」を選択し、申請する手続き(新規申請・更新など)を選びます。受取窓口(都道府県のパスポートセンターや市区町村の窓口など)も選択します。受取窓口は申請後に変更できないため、通いやすい場所を選びましょう。

Step 4:顔写真と自署(サイン)を撮影する

アプリのカメラ機能を使って、顔写真とサインを撮影します。

  • 顔写真:背景は白またはうすいグレー。メガネ禁止。顔が全体の70〜80%を占めるように正面を向いて撮影します
  • 自署:白紙に黒ペンで名前を書き、それをカメラで撮影します

Step 5:申請情報を入力して送信する

氏名・生年月日・本籍地(都道府県まで)・緊急連絡先などの必要事項を入力し、内容を確認して送信します。手数料はこのときにクレジットカードで事前支払いできます。

申請後の流れ

申請受付後、通常は約2週間でパスポートが完成します。完成通知がマイナポータルから届いたら、本人が直接窓口に出向いてパスポートを受け取ります(受け取りは必ず本人が行う必要があります)。

失敗しないための注意点5つ

便利なオンライン申請ですが、いくつか落とし穴があります。特に多いトラブルとその対策を紹介します。

注意点① 顔写真の規格が厳しい

自撮りでOKですが、パスポート写真の規格は非常に厳格です。以下のポイントを守らないと不備として修正を求められ、受取までの時間が延びてしまいます。

  • 背景:白またはうすいグレーのみ(柄物・影はNG)
  • メガネ禁止(2022年から規格変更)
  • 正面を向き、口を閉じた表情
  • 帽子・ヘアバンドなど頭部を覆うものはNG(宗教的理由は除く)
  • 顔の範囲が全体の70〜80%になるよう調整

心配な方はコンビニや写真館で規格に合った証明写真を撮影し、それをアプリのカメラで読み取る方法もあります。

注意点② 本籍地の入力ミスに注意

本籍地は都道府県のみを入力すればOKですが、入力ミスがあると補正の連絡が届き、発行まで時間がかかります。マイナンバーカードや住民票で事前に正確な本籍地を確認しておきましょう。

注意点③ 暗証番号のロックに注意

マイナンバーカードの利用者証明用暗証番号(4桁)を3回連続で間違えるとロックがかかります。ロック解除には市区町村の窓口に行く必要があるため、事前に暗証番号を確認しておきましょう。

注意点④ オンライン申請と書面申請を重複しない

「オンライン申請したけど心配で窓口にも書類を持って行ってしまった」というケースがトラブルの原因になります。申請はどちらか一方に絞りましょう。

注意点⑤ 7月は申請が殺到する可能性が高い

手数料引き下げを待っていた申請者が7月1日以降に集中することが予想されます。外務省も「約1か月かかる可能性がある」と注意喚起しています。7月に海外渡航の予定がある方は、6月中に申請するか、7月以降なら渡航日の少なくとも6〜8週間前には申請するようにしましょう。

申請前に確認!今すぐパスポートを更新すべきケース

そもそも自分のパスポートの状態を確認してみましょう。以下に当てはまる場合は、更新申請(切替申請)の対象になります。

  • 残存有効期間が1年未満(一般的に1年を切ったら更新を検討)
  • 査証欄(スタンプを押すページ)の余白が見開き3ページ以下
  • 氏名や本籍地が変わった(結婚・離婚・転籍など)
  • ICチップのエラーが出た

特に、アメリカ(ビザ免除)・ヨーロッパ圏などは、入国時に一定の残存有効期間が求められる場合があります(例:入国時に3〜6か月以上の有効期間が必要な国もある)。渡航前に必ず確認しましょう。

お得な更新タイミングは?

残存有効期間がまだ3〜5年ある場合でも、更新(切替申請)は可能です。7月の値下げ後に10年パスポートに切り替えると、手数料が安くなるうえ有効期間が10年に延びます。ただし、更新後のパスポートの有効期限は前のパスポートの残存期間が引き継がれないため、現在のパスポートの残存期間が2年以内であれば、7月以降の切替が費用対効果的にお得です。

よくある質問

マイナンバーカードを持っていない場合、オンライン申請はできませんか?
マイナンバーカードはオンライン申請の必須条件です。お持ちでない場合は従来の窓口申請になりますが、手数料引き下げは窓口申請にも適用されます(10年用 16,000円→9,300円)。これを機にマイナンバーカードを取得するのもひとつの選択肢です。取得は無料で、市区町村窓口やオンラインで申請できます。
パスポートの受取は家族が代わりに行ってもいいですか?
パスポートの受取は、原則として申請者本人が窓口に出向く必要があります。体の不自由な方など特別な事情がある場合のみ代理受取が認められることがありますが、事前に申請先の窓口へ確認が必要です。オンライン申請・窓口申請いずれの場合も同様です。
申請から受取まで何日かかりますか?
通常、申請受付から約2週間が目安です。ただし写真や入力内容に不備があった場合は修正対応で時間が延びます。また2026年7月は申請が殺到するため、最大1か月程度かかる可能性があると外務省が案内しています。渡航日に余裕を持って早めに申請しましょう。
手数料の支払い方法は?
オンライン申請ではクレジットカード払いが可能です。窓口申請では従来通り収入印紙(国の手数料分)と収入証紙(都道府県の手数料分)で支払います。2026年7月以降は電子化が進み、支払い方法が一本化される見込みです。
海外在住の場合もオンライン申請できますか?
海外在住の日本人(在外邦人)は、現時点でオンライン申請の対象外です。在外日本大使館・総領事館に直接申請する必要があります。

まとめ

今回の記事のポイントを整理します。

  • 2026年7月1日からパスポート手数料が大幅引き下げ。10年用はオンライン申請で現行16,000円→8,900円(最大7,100円引き)
  • オンライン申請はマイナポータルアプリで完結。窓口に行くのは受取の1回だけでOK
  • 戸籍謄本の提出が不要(新規・記載事項変更の場合)になり、手続きが大幅に簡素化
  • 顔写真・入力ミスなど不備があると時間がかかるため、事前にしっかり確認してから申請を
  • 7月は申請が殺到する見込み。7月に海外予定がある人は6月中に、7月以降の渡航なら6〜8週間前に申請しよう
  • 出国税が1,000円→3,000円に値上げされることも忘れずに

パスポートは「必要になってから急いで取る」よりも、余裕があるときに準備しておくのが鉄則です。スマホ1台で完結するオンライン申請で、賢くコストを節約しながら手続きを進めてみてください!

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